PE-CHAN's NY DIARY

PE-CHAN's NY DIARY

NY奮闘記録になる予定です。

搾取されないように

 私は今回幸運にもアメリカに来てすぐに飲食系じゃないバイトを見つけることができて、日系のお店でネットオーダーの配送等の手伝いをしてる。コロナで飲食店が正常に営業できないうちは本当に助かる。いずれフルタイムの仕事を見つけるのが目標だけど、今はコロナでどこも大変だし、私もまだ生活に慣れないから週3、4回くらいでのんびり働くのがちょうどいい。業務内容は意外と忙しくてのんびりしてる暇はないんだけど気持ち的にね。働いているスタッフも私と上下3歳差くらいの若い人が多くて働きやすいし良い職場を見つけたなあって思ってたのだけど、ちょっとNYのグレーな部分に関する話を聞いてなんともいえない気持ち。

 

NYに限らずアメリカは学生ビザでの労働を許可していない。(大学内の仕事はOKとか例外はあるみたいだけど、こっちの大学行ったことないから詳しくは分かんない。)でも、NYは家賃も物価も高いから学生ビザで滞在しながらこっそり働く人は多いし、正直そういう留学生バイトを雇えて助かってるお店も少なくないと思う。学生ビザで働くのも、学生ビザの人を雇うのも両方違法なハズだけど、お金が必要な学生たちの足元をみてお給料を低めに設定してたり(ちなみにNYの最低時給は$15)、働く環境・条件がよくなかったりするって話はちょこちょこ聞いたことがあって、同じ日本人同士なのにズルいことするなあって思ってた。

 

で、今働いてるところは私を含め永住権か市民権を持ってる人ばかりだから安心してたのに、まさかのマネージャーが学生ビザ!小さなお店とはいえマネージャーだから仕事量も多いし、責任もあるし、下につく人たちに仕事を教えなきゃだしきっと色々と大変なのに!マネージャーという肩書ではあるけど働くには違法なステータスだからか、マネージャーって割にはお給料もそんなに高くないらしい。(本人からではなく又聞きだけど。)そのマネージャーがNYに来た当初語学学校に通ってたのは聞いていて、でももう数年お店で働いてるって話だから私はてっきり会社がビザのスポンサーになって合法的に働いてるんだと思い込んでた。その話を聞いて勝手に想像したのが、多分マネージャーは最初は学生ビザで働いててもそのうち仕事が認められたら会社にビザサポートしてもらえるのではって期待してたんじゃないかなということ。私だったらそう考えちゃう。なのに、実際は数年働いてもビザサポートしてもらえず、学生ビザの期限が切れるから帰国するんだって•••。実際のところ本人がどう考えて働いてたのかは分からないけど、私は会社が搾取してるなあって感じちゃった。学生ビザで働いてる側は弱い立場だから多くないお給料でも一生懸命働くし、職場によってはこのまま認めてもらえればアメリカに残れるかもって希望を少なからず持つと思う。違法に働く人が悪いといえばそれまでだけど、知ってて雇う方も同じだよね。その上、弱みに漬け込んでこき使ったりする分なおタチが悪い。

 

私もGCを持ってるから安心じゃなくて、日系企業によっては(大きい小さい関係なく)すごく安いお給料を提示されることもあるんだって。足元を見られないように、いざという時の選択肢を増やせるように、アメリカに住む以上当たり前のことだけど一日も早く英語を上達させなきゃって気持ちになった。なんかちょっと暗くなっちゃったけど、色んなことに負けずに強くサバイブするぞってこと笑

 

f:id:peee-chan:20201222112805j:plain

 

物件探し in NY

私が初めてNYを訪れたのは多分7年前、大学生の時。大学の友達と海外旅行行きたいね〜って話からNYに行くことが決定。さすがに寒さも落ち着いてるんちゃう?って確か3月のチケットを取ったんだけど、いざ来てみると寒波の年だったみたいでめっちゃくちゃ寒かったのを覚えてる笑 セントラルパークでベーグル食べたいねとか話してたけど全然無理。死ぬ。でもセントラルパークは見てみたいから凍える寒さの中馬車に乗ってパーク内を巡ったw

 

その最初のNY旅行でNYが大好きになっちゃって、その1、2年後に留学することを決めた。短い語学留学だったけど最高に楽しかった。かなり直前に留学を決めたから弾丸準備で、最初の家は語学学校が紹介してくれたホームステイ。いざ行ってみるとホームステイとはいってもかなりビジネスライクなところで、ぱっと見は一軒家なんだけど地下・一階・二階にそれぞれ独立した玄関がついててステイ先の家族は家族だけで一階に住んでた。地下と二階を留学生用にしてて、それぞれの階には4部屋ずつ個人の部屋があったと思う。いろんな国の留学生がいてリビングで交流するのは楽しかったんだけど、マンハッタンまでが遠い!当時はNYの地理がイマイチ分からなかったけど、その家はほぼコニーアイランドの近くでマンハッタンまで4、50分かかってた気がする。

f:id:peee-chan:20201224110343j:plain

 これはさすがに遠いから引っ越そう!って急に思い立って、英語も不自由なままNYで初めての部屋探し。英語ができる人なんかはアメリカのCraiglistっていうサイトを使って探すっぽかった。家でも英語を話す環境にいた方がいいとは思ったけど、初めての留学と一人暮らしで気疲れが多いから家の中くらいはゆっくりしたくて日本人のルームメイトがいいなと思ってその条件で探した。使ったのはMixBっていう日本人向けの掲示板。NYにいる人ならだいたいみんな知ってると思う。めっちゃ有名なサイト。(バイトなんかもここで見つけられる。)これから部屋探ししたいけどどうやって探そうって迷っている人がいたら一度見てみたらどうでしょうか。自分が希望するエリアとか家賃を設定して検索できるから探しやすいよ。基本的に日本人がルームメイトを募集してるから英語に自信がなくても大丈夫。ただ日本人同士だからって安心し切らないで、気になることは事前に細かく聞いた方が良い。日本人の感覚ならこれはないだろう、これは大丈夫だろうって思い込みはトラブルの元。アメリカに長く住んでいるうちに良い意味でも悪い意味でも感覚がアメリカ寄りになってる可能性があるから、後からこんなはずじゃなかったってならない為にも聞きたいことは遠慮せず聞いてしまおう。

 

個人的に記載がなければ聞いた方がいいかも?と思うのは

・光熱費やWiFi料金が家賃に含まれているか

・友達を家に呼んでもいいか/泊めていいか

・セントラルヒーティングが正常に動くか(笑)

・近くにスーパーとコインランドリーがあるか

・夜の人通りは多いか

・退去する際どれくらい前に申告するか

デポジット返却の条件について

・ペット可/不可

・キッチンとかバスルームの写真がなければ見せてもらう

 

NYの地理に詳しくなかったらどの場所が治安が良いとか分からないと思うから、まずは家のあるエリアがどんな感じか聞いてみたら良いと思う。ただ募集側としてはなるべく入居して欲しいわけだから必ずしも正しい情報がもらえるとは限らないよね。(嘘はつかないにしてもわざわざ悪い点は言わないかも。)あと、その人はほんとになんとも思わないけど他の人からしたら問題あるエリアだったり。とりあえず、なるべく駅から近いと安心&便利かと。あとはどれだけ良い物件でも住んでみてルームメイトと合わないとか、街の雰囲気が好きじゃないとか出てくるだろうからそういう時はまた引っ越せば良いと思う!

 

これから初めてNYでお部屋探しする人、NYが大好きになるようなお部屋が見つかるよう祈ってます。

COVID検査

ありがたいことにアメリカではCOVIDテストが無料で受けられる。国籍もビザステータスも関係なく、たとえ保険がなくても無料!移民とか留学生とかアメリカ国民じゃない人大量にいるから、誰でも無料で受けられるようにするのは自国の為にもこれ以上コロナを広げないためでもあるんだろうね。念のために付け加えておくと、どこで受けても無料なわけではなくて基本的にCity MDというクリニックだけらしい。正確には、City MDじゃないクリニックでも通常のPCR検査なら無料っていうとこもあるみたい。私はすでに1回受けてて、実は今日また受ける。(受けた!)バイト先の子が無症状だけどポジティブだったとかで、その子と出勤が被った人たちは全員検査。気軽に検査を受けられるからこそ無症状でも早めに感染が分かって、それ以上ウィルスが広がるのを防ぐことができてすごく良いと思う。

 

でも、”気軽に受けられる”なんて言ったもののそれは費用が掛からないっていう意味であって、実際にテストするまでは結構大変。なにが大変って毎日どこもCOVIDテストを受けたい人たちで長蛇の列なのだ!少なくともうちの近くのCity MDはいつもすごい。24日25日もホリデースケジュールでいつもより遅く開いて早く閉まるけどテスト受け付けてるって書いてたから、さすがにクリスマスに並ぶ人は少ないだろうと思って行ったら普通に並んでた。9時オープンだから一応1時間前くらいには行ったのに。みんなかなり早くから並んでるぽくて、先頭のほうには折り畳みの椅子持参の人たちもいてなんか笑えた。思ったより人いるけど仕方ないかと思ってそのまま並んでたらスタッフの人が来て「今日は早く閉まるから、先頭の100人しか検査受けられません〜」って。ギリギリいけるかな、どうかなって思ってたらまさかの私の目の前でちょうど100人•••。さすがに悔しすぎたよねw クリスマスじゃなかったら気持ち落ち着けられへんかったと思う。

そんなこんなで今日またリベンジ。ちょっと寝過ごして8時半に着いたけど、今日は普通の土曜日で夕方までオープンしてるから目の前で打ち切られることはない。大丈夫。例の如くすでに長蛇の列で心が折れそうになりましたがちゃんと列に加わったよ。今日のNYはめっちゃ寒くて(最低気温−4°/最高気温1°)、途中から足の感覚なくなった。オープン前でこれだと、自分の番が来るまで並んだらこの寒さで体調崩すのでは?って感じ。心を無にして並ぶこと1時間半、やっとクリニックの入り口に到着。ここのCity MDは初めて来たけど、どうやら朝イチで並んでウェイティングリスト的なものに登録する形式らしい。名前と電話番号を登録したら自分の順番にメッセージが届くようになってて、そのメッセージから30分以内に戻ればOK。この登録のためだけに寒空の下1時間半も並んだのかと思うとマジか〜って気持ちになったけど、これから先は家の中でのんびりしながら順番待ちできるんだからいいよね。家遠い人はそのまま並んで待つみたい。(私は徒歩10分)

f:id:peee-chan:20201227020149j:plain

メッセージはこんな感じ。私の前に72人待ってるんだって。やば。2時間以上経ってるしもうちょっと減ってると思うけど、私の番が回ってくるのは夕方かな〜。うっかり寝ちゃってメッセージに気づかなかったらオワリだから、とりえあずこのブログを書いて意識保ってる。

 

ちなみに前回は家から少し遠いけどかなり穴場のBoerum Hill City MDで受けた。クリニックに着いたのが16時とかだったのに私の前に6人くらい並んでるだけで、検査受け終わるまで1時間も掛からなかったの。一日並ぶか、近所のとこみたいに朝イチで行って予約?しないと検査受けれないと聞いてたしそう思ってたからあまりの素早さにビックリした。もしかしたらもうどこもそんなに混んでないのかも〜なんて考えてたけど甘かったなあ•••。

 

そんなこんなでだらだらブログ書いたりYouTube観てたりしたらメッセージきた!

f:id:peee-chan:20201227083001j:plain

とっとこ歩いてクリニックへGO。受付用の機械を使うのか窓口に声をかけるのか分からなくて一瞬だけどうしたらいいのかなあって止まってたら、大きい黒人のおじさんが横に来て手伝ってくれた!よくよく服を見たらセキュリティのおじさん!(たいていドア横に立ってるか座ってる)私の前に来ていたヒスパニック系のおばさんのことも手伝ってあげてたしめちゃめちゃ優しい。移民っぽいのが分かったから手伝ってくれたんだろな。前に朝イチ予約システムを知らずにお昼頃に来た時のセキュリティは若い人でぶっきらぼうにあしらわれて、ここのイメージあんまり良くなかったから尚更ハッピーな気持ちになった。ネイルも褒めてくれたしまたこのおじさんに会いに来たいw 受付してから検査するまでちょっと時間かかったけど、看護師さんもお医者さんも次から次へと来る患者さんの対応とその後の消毒とかで手一杯だと思うからそれは全然問題なし。順番が来てからの流れとしては診察台に座って血圧、体温、酸素濃度を測って例の綿棒で鼻ぐりぐりして終わり。この一連の流れをしてくれるのは多分看護師さん?でお医者さんは最後に一瞬顔出して挨拶と質問がないかを聞いて終了。解散。検査結果がポジティブなら電話、ネガティブならメールで結果を知らせてくれるとのこと。私はRapidテストっていうすぐに結果が出るやつ受けたから病院出てほんと数分でメール送られてきた。ネガティブで一安心!!!

 

次テスト受けるのは年明けかな。そうであってくれ。

NYの寒さ事情

冬のNYに来たことある人もない人も、なんとなくNYの冬が寒いことは知ってるんじゃないかと思う。映画でめっちゃ雪が積もってたりするの見るよね。極寒の中タイムズスクエアに集まってカウントダウンするとか笑

 

多分イメージしてるそのまんま寒い!ほんとに寒い!去年こっちにいたときは奇跡的に暖冬でほどんど雪も降らない気温だったけど、今年はその反動なのかとてもとても寒い。もうすでに1週間程前に雪が降ってて、4年ぶりだかのスノーストームだったらしくまだ雪が残ってる。いや、昨日あたりから少しずつ溶けてきてるかな。溶けかけの雪はすっかり汚れて黒ずんでて、靴がどんどん汚れていく…。お気に入りの靴は履かないように気をつけなくちゃ。(下の写真はまさにスノーストームの日に撮ったからきれい!)

f:id:peee-chan:20201221143102j:plain

 

 そんな寒いNYのアパートには基本的に必ずセントラルヒーティングと呼ばれる備え付けの暖房が付いてて、これのおかげでかなり暖かく(暑く?)なることが多い。だいたい窓近辺にアコーディオン型の謎の金属っぽいものが置かれてる。そのアコーディオンの中を高温の蒸気が循環して建物全体を温める仕組みらしいんだけど、詳しいことはよく分からない。たしか建物のどこかにあるボイラー室的なところで一括管理していて個別に細かい温度設定はできないはず。とにかくセントラルヒーティングさえ稼働していれば家の中が寒いことはないんだけど、これから留学とかでNYに来て部屋探しをする人はその暖房が正常に機能するかどうかを夏だろうが入居前に聞いておいた方がいい。前回私が住んでいた部屋は冬の間に何回も暖房が止まって寒い思いをしたのだ•••。大家さんがいい人であればすぐに修理の手配をしてくれたり、代わりの暖房器具を貸してくれたり、家賃を少し値引きしてくれたりするだろうけど、絶対そうしてくれるとは限らない。なぜならここはニューヨークだから。大家さんが日本人だから安心とか思っちゃダメだよ。私は前回の家で学びました•••。

 

実は今住んでいる部屋もセントラルヒーティングが壊れてるんだけど、この部屋は入居前から暖房の故障の件をお知らせしてくれてたし、代わりの暖房器具をいくつか用意してくれているから大丈夫。あと、そんなこと以上に立地の良さと家賃の安さが良いから問題なし!建物の作りにもよるだろうけどそんなに大きくないお部屋だったら自分で暖房器具を用意すれば寒くて生活できないってことはないから大丈夫!(セントラルヒーティングが壊れてるなんてことまずないとは思うんだけど。)

 

それでも部屋の寒さが心配な人には、ユニクロヒートテック毛布を全力でおすすめしたい。

f:id:peee-chan:20201221142140j:plain

前回の家で寒い夜を過ごした経験からどうしても寒さにびびってしまって、11月にこっち来てすぐくらいに買った。最初は全然毛布使うような寒さじゃなかったからその辺に置いてたけど、ここ数日の冷え込みでこの毛布の偉大さを知った。薄い掛け布団の上からこの毛布を掛けて寝てるんだけど、布団の中にあったかい空気を閉じ込めてくれるから体が朝まで全く冷えないの。私スーパー冷え性なのに。もこもこ靴下はかなくてもいける。高級毛布なんかと比べたらそりゃ肌触りは劣るのかもしれないけど(ネットでなんか見た)、私にはこれで十分満足なさらふわ感。これは今年一番買って良かったって思うから、ユニクロが買える場所に住んでいる人はぜひ試してみてほしい。

※寝心地が良すぎて布団から出たくなくなる点だけご注意いただきたい。

f:id:peee-chan:20201221142154j:plain

 

お題「#買って良かった2020

あれからの色々

最後の投稿で「これからはちゃんと記事書くぞ」的なこと言ってたのに、あれ書いたの2月。今はもう12月•••。全然できてないじゃんね。もはやブログの存在なんて忘れ去ってたわ。

 

毎年1年経つの早いなあって思うけど今年は本当にあっという間で、ブログのこと忘れてたのもしょうがないと思う。(言い訳) 誰にとってもキツくて大変な1年でしたね。本当に本当に何もかも大変だったのに人間の脳、というか私の脳?はどんどん忘れていくもので、すでに大変だった具体的な記憶が薄れていってるから少し書き残しておこうと思う。

 

私は移住したばかりだった上に一番被害の大きかったNYにいたから、ロックダウンが始まった3月から5月末までは緊張しっぱなしだった。1月?2月?くらいから日本食のお店で週3、4日くらいアルバイトしてたんだけど、3月半ばのロックダウンで当然お店は一時閉店。私は無職に。家はブルックリン、お店はマンハッタンだったから仕事に行くとなるともちろん地下鉄移動で、仕事がなくなるのは金銭的にちょっと不安だったけど地下鉄に乗ることでコロナに感染したり変な人に遭遇するほうが心配だったから完全にお休みになって良かったって気持ちの方が大きかったかも。ちょっとは貯金があったしね。あの時は未知のウィルスが怖くて、毎日報告される死者数が怖くて、なるべく家から出ない・外から帰ったら全部除菌するっていうのを徹底してたな。住んでたアパートの部屋は私含め日本人の女の子3人でシェアしてて、ロックダウンになってすぐは各々いろんな不安があったけど、3人集まってお茶しながらおしゃべりする時間を作れたおかげでなんとか暗くならずに乗り越えられた。ありがたい。でも4月になってすぐに1人が帰国、もう1人は彼氏のお家に住むことになってまさかの一人暮らし状態に。こんな状況でひとりぼっちなんて〜寂しすぎる〜って思ってたけど、意外と1人は1人で気楽に生活できて悪くない!私は当時ウィルスを持ち込まないための消毒に結構気を使ってたから、人の出入りがないのは安心だった。あと、1人だと日中急に大きい音で音楽聴きたい時とか大声で歌いたい時に人を気にする必要がなくて、好きな時に思う存分ストレス発散できてストレスフリーだったんだよね笑 日本の友達もニュースを見てニューヨークのことをかなり心配してくれて。いろんな人がZOOMとかLINEでオンライン飲み会してくれたおかげで全然ひとりぼっち感がなかったのも大きかったなあ。友達のありがたみを実感した。このオンライン飲み会、家で好きなだけ飲んで好きなだけゴロゴロできるから皆んなついつい深酒しちゃって笑 一回の飲み会でビール数本+ワイン1本飲んじゃうとか余裕だった笑

 

f:id:peee-chan:20201221134306j:plain

 

 

そんな感じで段々コロナにも1人にも慣れてきて家の中で工夫して楽しく安全に暮らしてたけど、常に今後どうしたらいいかっていうのは考え続けてた。コロナがどれくらい続くのか、いつ働けるようになるのか、アメリカで感染したらどうするのか•••。誰も答えを持ってないからひたすら自分で考えるしかなくて、今後を考える時間が一番孤独だったかも。まだ来たばかりで何もできてないからアメリカ生活を諦めるつもりはないけど、自分や日本の家族がコロナに感染することを考えたら一度帰国した方がいい。でも、一時帰国のつもりで日本に帰ってアメリカに戻れなくなる可能性もゼロじゃない。毎日悩んで悩んで悩んで•••。5月末のある日突然、帰れなくなってからじゃ遅い!と思って1週間後のチケットを購入。アメリカへまた戻れるように希望を込めて往復チケット。帰ると決めてからはバタバタで荷造り。部屋をどうするか迷ったけど、来たばかりで荷物が少ないのと本当に戻って来れるかどうかの見通しが立たなかったから一度全部引き払うことにした。Lサイズのスーツケース2つとリュックに詰めれるだけ詰めて、残りは全部段ボールに入れて日本通運にお任せ。移住してたった半年でアメリカを出るとは思わなかったな。日本に帰る日のこと思い出そうとしても全然思い出せない。寂しかったのか、悲しかったのか、安心したのか。ちょっとしたことも全部日記に書いておいたら良かった。

 

f:id:peee-chan:20201221134515j:plain

 

6月、日本についてから2週間はホテルで自主隔離。そのあとは晴れて自由の身!ニューヨークでの生活が嘘みたいに日本は今まで通りだった。違うとしたら全員がマスクしてるくらいで、人は出歩いてるしお店は開いてるし!これはまじでビックリした!最初は日本のお気楽さに慣れなかったけど気づいたらしっかり馴染んでたよね。正直に言うと普通に外食もしたし、GoTo使って旅行もした。普通の生活をするうちに段々と日本にいたらこんなに自由な生活ができるのに、わざわざ問題だらけのアメリカに戻りたい?って気持ちに。アメリカ出るときはあんなに後ろ髪引かれて悩んだのに。私はいつも楽な方に流される。友達に会って「どれくらいこっちいるの?またアメリカ戻るんでしょ?」って聞かれるたびに、「帰りのチケットは取ってるんやけどね〜コロナの状況がどうなるか分からないからそれ次第だよね〜」って言葉を濁してた。心の中では(多分もう戻らないだろうなあ)と思いつつ•••。

 

 

 

 

 

そしてこれを書いている今、私はどこにいるでしょう。

 

 

 

 

 

そう、アメリカ。ニューヨーク。性懲りも無く戻ってきちゃったんですね。普通に移住するだけでも大変なのに、コロナ付きの移住!私は何回も何回も旅行で来ちゃうくらいにはニューヨークのことが大好きだけど、実はこれといってやりたいことはないのだ。何か夢を叶えるために移住したわけではない。ただ大好きな街に住みたいだけ。そんな軽い気持ちだから、こんな大変な状況になってまで戻ってくるとは自分でも驚き。苦労することが分かりきってて、それでも戻ったってことは私は自分で思う以上にニューヨークが好きで、ここで何かを成し遂げたいのかもしれない。クリスマス明けからまたロックンダウンかと噂されているし、まだまだ今後どうなるか分からないけど、とりあえず私のアメリカ生活がまた始まる。すぐにブログ書くの忘れちゃうけど、このパンデミックの記録も兼ねて日々の生活を残していこうと思う。

 

NYPL 無料英語クラス【Information Session】

色々な問題が起きてバタバタしすぎた結果、ブログ書かなきゃと思いながら1ヶ月近く放置してた…。ちゃんと書き続けるって決意したのに…。

 

ちなみに、バタバタの原因はまだ解決してない。むしろ悪化してるといえる。落ち着いたらその事もブログに残そうかなと思ってはいるけど、正直いつ片付くか不明。早く落ち着いた生活に戻りたい。

 

 

さて、本題の英語クラスについて。前回は①Drop-inクラスのことを書きましたが、今回は②登録制クラスについて。私の調べ方が足りないのか、この登録制の英語クラスは情報が少なくて知らない人も多そう。

 

どちらもNYPLが主催してる無料の英語クラスに変わりないけど、誰でも当日参加OKのDrop-inとは違ってこっちの②は長期滞在者向け。1セッション10週あるから、大前提としてその全ての授業に参加できることが登録条件。もちろん病欠だったり何かしらの予定でお休みはできるけど、最初から10週の途中で帰国予定ありの人は参加無理かも。(確認してみてね)

 

春夏秋冬の4回に分けてクラス登録があり、それぞれ10週にわたって授業がある。夏だけ5週ってパワポに書いてた気がするけど、写真撮ってなくて不明。夏休みの関係かな?平日だったら週2回、2時間ずつの授業。土曜日だけ週1回のかわり、まとめて4時間授業。大変そう…。

 

初めて参加する人は必ず授業開始前に開催されるInformation Sessionという説明会に参加する必要がある。私の時は4つの図書館が説明会会場になってて、それぞれいくつか日時を用意してくれてた。家から近い図書館とか都合に合う日を選べばいいと思うけど、人気のある授業だからなるべく一番最初にやってる説明会に行った方がいいって言われたよ。最後の方の日時に行くと定員オーバーで補欠扱いになったりするらしい。この説明会に行く図書館と授業を受ける図書館は別だから!遠くても説明会の日に都合がつくなら早い日時の所に参加!

 

調べた感じ、私はこの説明会の日にそのままレベル分けテストを受けると思ってたんだけど、実際行ってみると別の日にもう一回図書館に行ってテストを受けるとのこと。

 

私は確か一番最初にあった説明会、1月13日の12時スタートの分に参加したと思う。レベル分けテストは14日もしくは15日と言われて、定員埋まっちゃったら嫌だし、そもそも予定ないしで次の日14日にテスト受けに戻った。英語が全くできません!って方も心配なさらず。テストとは名ばかりのめちゃくちゃ簡単なインタビュー形式で、読んだり書いたりは特別な事情以外一切なかった!(後述)

 

・挨拶、名前

・いつNYに来たか

・休みの日は何してるか

・NYと自分の国、どちらの冬が好きか

・電化製品はどこで買う?

 

私がされた質問はこんな感じ。英語ができない前提で、結構ゆっくりはっきり話してくれたよ。もう少し何か聞かれたはずなのに記憶力なさすぎて忘れた。残念。ほんと全く英語話せない、理解できないっていう50代くらいの中国人女性もいたから、もしこの質問を難しいと感じる人がいても大丈夫。その為の英語クラスであり、レベル分けテスト!

 

このテストの結果によって、その場でレベル1〜6のどれかに判定されてクラスに振り分けられる。これは私の想像ですが、1, 2が初級でABCすら怪しい人たち向け、3,4が中級でちょっとした文章話せる人、5,6が上級でペラペラじゃなくても時制(過去形とか)に気を付けて話せる人、じゃないかなと思う。

 

なぜかというと、私は7の発展クラスに振り分けられたから!

 

少しは聞き取れるし話せるけど、いけてレベル5かな?と考えてたからビックリ。そもそもレベル6までだと思ってたし。レベル1〜6はリスニング&スピーキングのクラスで、レベル7はそれにリーディングが加わるんだって。

 

普通はこのテストでレベル分けされて終わりだけど、発展クラスを勧められた人はこれとは別でリーディングのテストを受けて下さいと伝えられて、そのまま別室で簡単な30分くらいのリーディングテスト。私の他にアジア系の人が既に2人テスト受けてた。別室といってもインタビューテストしてるすぐ近くの部屋だから結構うるさくて、全然集中して英文読めず最後まで解けなくてショック。でも採点結果問題なかったみたいでレベル7に決定。

 

これでもうあとは1月28日の初回授業に行くだけと思ってたら、図書館からメールが来て1月23日にもう一つテスト受けて下さいだって!予定なくてよかった!!!この2回目のテストは結構長めで、計2時間くらい。リーディング問題を解くだけ。多分、前回の秋クラスを受けた人達と一緒にテスト受けたんだと思う。秋クラス受講者にとってはどれだけ英語が伸びたかの確認テスト、新しく授業を受ける私達にとっては今の学力を測るためのテストって感じかな?(これもレベル7の人達だけだと思う)

 

以上のプロセスを経て、晴れて私は英語クラスの一員になれたのです!

 

もう既に4回授業があったから(1回休んだけど笑)、また授業の内容も書こうかな。いや、書く。1ヶ月以内に。笑

 

おわり

 

 

 

 

NY公立図書館の無料英会話クラス

アメリカに住むにあたって一番必要とされるもの、英語力。(当たり前だよね) 高校がちょっと特殊な国際系だったから今でも最低限の読み書きと会話はできるものの、ペラペラ世間話したり現地人に混ざって仕事するなんてできない。でも、できないなんて言ってられない。留学ならまだしも私は移住してきたのだ。

 

日本にいる時から渡米後の英語学習については考えていて、最初の数ヶ月だけでも語学学校に通おうかと思ったけど、NYの高い家賃と生活費に加えて語学学校のお金まで工面するのはちょっと厳しいなという結論に至った。残るは家で独学するか外に出て友だち作って実戦形式で学ぶか。やる前から「でも…」とかいうのよくないけど、私はとってもLazyでShyな自覚があるから、この2つもあんまりかなって思った。

 

じゃあ、どうする?

 

困っていたところ、NYに住む知人(私よりぐーんと年上の方!歳は離れてるけど大好きな女性)から、NY公立図書館/New York Public Libraryで無料の英会話クラスが開催されているらしいという情報を教えてもらった。調べてみたところ本当に無料で英語クラスをしてくれている!ほぼ毎日いろんな図書館で!すごい!!!図書館自体はNY内に92ヶ所あって、その内マンハッタンとロングアイランドにあるいくつかの図書館が開催場所になってるっぽい。

 

f:id:peee-chan:20200117142331p:image

このライオンキングみたいなライオンちゃんマークがNYPLの目印ね。

 

公式ホームページ(https://www.nypl.org/events/classes/english)はもちろんチェックしたけど、意外と慎重でビビりな私は数少ない日本語で書かれたブログ記事をめちゃくちゃ探した。あんまり出てこなかったけど。分かったのは無料英会話クラスといっても2種類あるということ。

 

①当日参加のDrop-inクラス

②Information Session必須の登録制クラス

 

②の仕組みがイマイチ理解できなかった私はまず①Drop-inクラスに参加した。これは旅行者、留学生、永住者関係なく誰でも予約なしで当日参加できるクラス。

 

私が行った図書館では、まず部屋に入ったらカラオケの受付で氏名書くような紙(分かるかな?)が置かれてるからそれを記入。その後二つ折りの色付きの紙を渡されて、ペンで名前と出身国を記入。その紙は名札代わりに自分のテーブルに置くよ。日によって参加人数は変わるけど、なるべく出身国とか言語が被らないよう席について、1テーブル5,6人くらい。簡単な自己紹介をして授業スタート。

 

多分授業内容はどこのクラスでも統一されてて、教材DVDと無料配布のテキストが用意されてるからそれを使って授業が進む。ほんとすごいよね、無料なのにこのクラスの為にDVDとテキスト用意されてるって!私の図書館ではDrop-inクラスがさらに3種類に別れてて、曜日ごとに初心者、中上級者、ミックスっていうのがある。私はミックスされたクラスしか行ってないけど、ほんと色んな英語レベルの人がいて面白い。国もバラバラだし年齢もバラバラだし、NYに滞在してる理由も期間もぜーんぶバラバラ。共通してるのは英語を話したいってことだけ。正直発音も文法もめちゃくちゃすぎて何話してるか分からないって人もいるけど、楽しそうに堂々と話してるの見てたら私も頑張ろって思える。当たり前だけど誰もそれを笑ったりしないしね。

 

1ヵ月ちょいの間でDrop-inクラスには何回か参加して、楽しかったしアメリカ来てすぐに英語に慣れるにはちょうど良かったけど、これだけで英語を上達させるのは無理があるなあって感じてたら担当の先生がInformation Sessionについて教えてくれた。やっと参加方法と授業内容が分かって、これからはこっちの英会話クラスに参加した方がいいなと思い、実は数日前に登録してきました。この②登録制英会話クラスに関してはまた改めて書くね。

 

おわり。